Stepmother City

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Apple Musicで見かけた、このジャケット画像の怪しさ。何だか呪われそ~、と思いながらいざ聴いてみたら、あらなかなか良い。1曲目の「introduction」で電子音と楽器音が交じり合い空間的な流れて、と思っていると突然オルティンドーのような歌唱が加わってくる。え、この人モンゴルの人か。そのまま流れるように2曲目に移行すると、ベースの太い音がジャズ・ファンクっぽい、というので合っているのかどうか自身が無いが、繰り返しのフレーズを演奏し、そこに歌とホーミーが重なってくる。第一印象を良い意味で裏切る、カッコイイ音楽。Sainkho Namtchylak、検索したらサインホ・ナムチラクという。モンゴルではなくトゥバの人だった。性格にはホーミーではなくホーメイということだ。こういうの検索するとすでにいろいろな人が解説や紹介を書いていて、とても助かる。ジャケットとか見ないでこのアルバムの曲だけ聴いたら、トゥバの伝統歌唱法を取り入れて歌うヨーロッパのジャズ、電子音楽界隈のシンガーというように感じそうで、つまり音楽自体はあまりモンゴルとかあの辺っぽい感じがしない。なので民族音楽は聴かないという人でも、ほとんど抵抗無くいけると思う。他のアルバムもちょいちょい聴いてみた感じだと、ほぼ外れなしでどれも良い。