ディキンスンの伝記映画がそれなりに楽しみだ

アメリカの詩人エミリ・ディキンスンの伝記映画『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』の予告編をどこかで見たのだった。学生時代、図書館で処分予定の本が並べられたワゴンの中からいただいた本、たしかAmerican poem and proseという本の中にディキンスンの詩もいくつか載っていて、辞書を使いながら読んだことがあった。ほかにもギンズバーグやT.S.エリオットとかも載っていて、ところでT.S.エリオットはアメリカ人だっただろうか。イギリス人だと思っていたけど。
ディキンスン。単に生前顧みられる事のなかった作家や芸術家とかいうものが好きで、それを読んだ。評伝や手紙も読みたいと思っていたもののなかなか機会がなかった。
若いころはどんな性格だったのか。学生時代、信仰告白を拒否したとき何を考えたり感じたりしていたのか。マウントホリヨーク大学。関係ないけれどマウントホリヨーク大学のYoutubeページの動画の中にメレディス・モンクのセミナーか何かの動画があって、とても良かった、歌ったり踊ったりしていて、やりたいことをやりたいようにやっている感じ。
編集者に、詩をちょっと手直しすることを提案されたとき、それはディキンスンにとって何だったのか。親しい友人(もしかすると恋人だったかもしれない)に送る、凝った手紙を作った。タイトルは忘れたが、心に残る手紙だか何だかという本の中にその手紙の写真が載っていた。クロスステッチというのだったか、実際に刺繍されていたのか、その図柄が描かれていただけだったか。
映画が良いものであればいいと思う。映画のテーマに人物を押し込めて形を歪めてしまったり、いかにもそれらしいディキンスン像を描くようなものではなく、19世紀にアマーストで暮らしていたある人物に近づくことができるものであったら良いと思う。